再録 ☆USA2001 summer☆
2001年に再訪した米国をデジカメ・フォト記録。訪問地はワシントンDCとNYです。
【米国の日米問題】
USAにおける日米問題といえば、第二次大戦時における強制収容所問題であろう。この夏、この歴史的汚点をしっかり検証し負の歴史を首都ワシントンに遺すモニュメントがつくられた。 議事堂やユニオン駅に近い一等地にそれはあった。このことを渡米前に知っていたので是非訪れたいと思っていた。26年前住んでいたユタ州ではその跡を車窓から見たこともあったし、そのまま戦後も強制的に連れてこられたユタに住みついた日系人も多かった。
モニュメントは、日系を表す鶴に鉄条網が巻き付けられ、あの差別政策を象徴していた!
それを取り囲むようにしてもう二度と誤りを繰り返させないと、戦死者(その名前がすべて刻まれている)と収容所体験者に誓う文言が刻まれている。ここに至るまでの日系議員の努力には頭が上がる。いま、人気のジェニファー・ロペスが新曲の中で「ニガー」と歌って物議を醸しているそうだが、日系には「ジャップ」と呼ばれた歴史がある。「ジャップ」は真珠湾を奇襲攻撃した敵国憎しとばかりに強制収容所に集められた。ユタには「トパーズ」、カリフォーニアには「マンザナ」収容所de-ta ・・・。数字は各収容所に入れられた人数を表している。
米国は30年近く経ってしまったものの国家として戦時における国家政策の誤りを認め、賠償と首都に記念碑建設。しかし、日本は、靖国問題を棚上げにし、近隣諸国との軋轢を繰り返し、何かといえば「お国のために戦った英霊」を担ぎ出してくる。この歴史認識はなんなのだろう?国家として「謝罪」したのであれば、それが国家としての基本姿勢なのだから、姑息にあれこれやるものではない。ほんとうに懲りない政治家たちだ。
【アメリカ女性史】
スミソニアンの1つ「アメリカ歴史技術博物館」には女性史の部屋があった。アメリカ開拓史時代の風俗、母親教育。参政権運動、女性のネットワーク、そして戦争と女性。「息子を兵士にするため育てたのではありません!」とのスローガンが印象的だった。世界中のマミーの思い。
入り口にはファーストレディーの等身大写真板。ファーストジェントルマンの初代は誰になるか?クリントンはそうなってもう一度WH入りをはたすか?最近の記事によると、彼は南米を訪れ「もっと大統領をやっていたかった」と語ったそうだ。
【開かれた政治と都市】
開かれている〜と関心したのは、何と言ってもホワイトハウスだった。
見学ツアーは体験してしまえば、なんていうこともないツアーだったが、そのことよりも、国民はもとより外国からの旅行者にまで開かれているこの制度がジェファーソン以来踏襲され続けてきたという事実。この意味をあらためて考えさせられた。
JAPANではどうか?ホワイトハウスといえば、日本でいえば皇居にあたろうか?あの桂離宮でさえ見学の手続きの煩わしさから私は一度も見学したことがない。京都御所はどうか?一般公開はけちくさく、年に春秋だけ・・・。首相官邸など見学するほどの館ではないし。
IDさえあれば、アメリカ人だけでなく、単なる旅行者にも開かれているドア!!これにも関心した。まず、ホワイトハウス見学ツアーもそうだったが、NY市立図書館もそうだった。
クラシックなすばらしい建物の中にコンピューター室もあって、市民がズラッとならんだパソコンを利用していた。そこで私もちょっとネットに繋がろうと思って旅行者でも利用できるモノかどうか試してみた。ここも開かれていた!!カウンターでID、私の場合はパスポートを呈示すれば利用時間とパソコン番号を示すペーパーを作ってもらえたのである。京都市の場合はどうか?それよりもパソコンを図書館で利用できないのじゃないか。それよりもパソコンが並んではいないはずだ!!!
【国際都市・公園都市ワシントンDC】
京都も国際観光都市というのならワシントンDCは見習うべき処が多い。至る所に大きく通り標識がでているので道に迷わない。これはホワイトハウスの地名「ペンシルベニア通1600」ペンシルベニア通りはあの有名な大統領就任式後のパレードが行われる通り。クリントンのとき綺麗なブルーのコートを着た(セネター)ヒラリーのことをよく覚えている。就任式のアフリカンの詩人のことともに。
それに市内の名所を自由に見て回わるために便利な2輛編成のシャトル・バス、ツアーモービル(Tourmobile)が走っている。循環コースは4コースあって、一旦切符を買ってしまえば、その日であればどこからでも自由に乗り降りできる。ポトマック川の対岸にあるバージニア州アーリントン墓地へもこれで行ける。ワシントン・ユニオン駅のTourmobileこの駅もNYのグランドセントラル駅と同様風格がある。
DCの公園都市たる地域はモール(The Mall)と呼ばれる議事堂からリンカーン記念館まで東西に伸びる緑地地域。「フォーレスト・ガンプ」にも登場した反戦デモで何十万人もの市民が集まった場所でもある。
東地域にはスミソニアンや美術館など文化施設が並んでいるが西はワシントン記念塔から見渡たす風景は人工都市の絶景。
上昇する飛行機を待って撮ったこんな画像もDCならではだ。