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  着物だいすき倶楽部

     

「凛と着物を着よう!」「着物遊びを愉しもう!」倶楽部です。わたしはいま着物に夢中!
30、40代のころには何をちゃらちゃらという思いが強く、お着物に偏見を持って生きてました(笑い)。ところが数年前に夫の母と私の母を見送ったあと、彼女たちの箪笥を整理するうちにお着物を着てみたくなりました。時間と気持ちのゆとりができた50代だからこそ、着物がほんとうに身近に感じられるようになったのです。ありがたいことです。

                              木下明美ページ表紙に戻る  

「着物日記 その1 2001 2002    

2002年編

11月23日祝日

「杉本家保存会」の行事に協賛のお煎茶会 

 夫の母は長く観世流のお謡をやっていたひとだったので、能舞台に上がる機会が多く舞台に生える訪問着をたくさん持っていたひと。その中で私にも着られそうなものを洗い張りに出して自分の寸法に仕立てなおしたものが数枚ある。今回着たものもその一つで初めて袖を通した。杉本会の目の肥えた諸姉さま方から「いいものよ。お母さんはいい趣味をしておられたのね」ほめていただきうれしかった。帯は実母の袋帯。

 幸子も杉本保存会会員なのでお客様としてご来場。上品な小紋に塩瀬の帯。先頃亡くなった共通の友人、恭子さんと色違いの小紋だったのだ!萌さんはいつものように創作着物。報恩講の掛け軸の前で。 

お若いメンバーは豪華なお振り袖でおもてなし。

いつも組み合わせが異彩を放ち珍しい帯や小物の妙を見せてくださる緒方さま。鮫小紋のうちでも最高級の極鮫に、刺繍の見事な帯。年季の入った方ならではのお召し物です。

11月 初冬には長羽織を着る  

煎茶のお稽古、梅田まで夜のお食事会 新調した長羽織をもう2度も着た。

大正期の写真で見ていた長い羽織に以前からあこがれていた。背が高いから何とか着こなせるのではないかと幸子と色違いの着尺で私は長羽織に仕立てて貰った。柄は糸巻き。「あと40年着られるんじゃないの?」とお稽古のお仲間評(笑い) 地味だが気に入っている。

特に夜に掛けてのお出かけにはぴったりで着ていてとても愉しい。待ち合わせの時間が経っても苦にならず。ただ、長いので立ち居振る舞いには気をつけなくちゃいけない。急いで立ち上がると裾を踏みそうになる。

10月19日 講演

 大津市で開催された「2003日本女性会議おおつ」プレイベントの対談に着物で登壇。

永田萌さん  渋谷和子さんの染め  ご本人による宇宙の絵の帯。

 明美     油滴の小紋   唐子を描いた塩瀬の名古屋帯    

     帯から下がっているのは台湾のお土産にいただいた翡翠のストラップ。その先には懐中時計を付けている。    

     油滴(油滴天目茶碗などで有名な絵柄)

10月6日 昼食会

  着物で夫婦揃って着て出かける。

  秋の色合いの小紋 塩瀬の帯  老舗の復刻ものの五色の帯締め

  だいぶ上手に着られるようになった。長襦袢をしっかりと着付けておくことが肝心。着崩れが一日中なかった。  

9月15日 お茶会

  嵐山の嵐亭にて

  幸子:単衣無地紋付き  

  明美: お単衣無地

 偶然にもお互いに同系色でまとめた(帯揚げ、帯締め)コーディネートだった。

 実家の母が姑の喜寿のお祝い会に父と揃って出席したとき、この単衣を着ていた。

それを裄と袖丈をギリギリまで出してもらって直したものを本日着てみた。シャキッとして着やすい紋意匠。

 私の綺麗な無地単衣のブルーを娘に譲ることにした。このように着物親子3代に渡って着られる。

7月21日 7月歌舞伎観劇
うだるような暑さの真夏日にすっきりと着物を着るというのもなかなかのものではないか。

心頭滅却すれば何とやら、大阪まで夏の絽を着て出かける。着てしまえば案外苦にならず、洋服の時よりも心と姿勢がしゃんとして暑さを感じないような気がする。つまり着物を着るという心地よい緊張感がそうさせるのかもしれない。
 今日の観劇は幸子の招待。2階の枡席〔イス席)で着物を着ていった甲斐がありの晴れがましいくらい極上の席。
千両役者・仁左衛門の「鳥辺山心中」にうっとりと暑気払い。若い松緑もがんばっていた。菊之助が美しい。

着物:幸子 絽の小紋  明美 絽の小紋

7月14日 祇園祭

祇園祭の昼食会は着物でということで参集。

きもの大師匠は眞由美さん。日舞の名取で会社のオーナー。世界を飛び回り珍しいものを買ってきてくださるもいとありがたし。タイ製籠バック、台湾の翡翠の根付け?は4人お揃い。

お料理が運ばれてくるまで着付けの指南役までやって貰う。
 右:恭子さん 絹芭蕉 左:幸子さん 夏結城に羅の帯 中:眞由美さん

 眞由美さんは、翠紗の茶が辻の訪問着。さすが踊りの名取り、決まってます。
私:40年以上も前の小千谷縮  タイ製の籠手提げ


6月29日   女性アーティストによる明倫茶会(京都芸術センター)

   お手前:煎茶小川流杉本会のメンバー 
  開催日は6月29日 6月末はお単衣でも夏絽でも可。
 明美:単衣 縮緬小紋   帯 菖蒲の銀刺繍夏袋帯   
   


季節の花を帯に
  書家の新井紀子さんの手書き染帯は「立葵」 

4月27日
杉本会のメンバー:お着物日記  (西宮市大谷記念美術館お茶席)
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元永氏・意匠のお菓子

個性的な恭子さんの作家もののお着物。

4月10日
 4#月は私の仕事の端境期。花やお茶と遊び倒してます。
 今日は建仁寺での園遊会にお着物でお出かけ。25分で着られるようになった。思い切って派手な矢絣調のお召しを着る。これは呉服の最盛期の高島屋に勤務していた伯父が33年前に選んでくれたもの。春の光に鮮やかな白地に虹色の矢絣。大正ロマン風でもある。それにまた故人の塩瀬の唐子。まさに「遊びをせんとや」の絵柄。

4月8日 お煎茶のお稽古日

花散って若葉が萌える頃と思って調えた縞の紬。「背があって細くなったから着られる柄、いいわね」って永田萌さん評。帯はたしか義母の塩瀬があったはず、と箪笥をチェック。ありました!#手書きの白の塩瀬。「この季節は、祇園町のお妓さんや女将さんは白ですよ」との幸子先生のアドバイス。確かに季節を先取りした感じで白は新鮮。故人の箪笥は、ありがたきかな!
 手提げはジム・トンプソンが日本向けに作ったタイ・シルク。大阪のホテル・ニューオータニーで見つ#ける。(杉本家にて)

3月25日
 30年余り箪笥に眠っていた羽織を着てお煎茶のお稽古に出かけてみた。春〜っていう風情の綺麗な色目と手書きの模様。羽織だから何とか着られるという代物なのだが、羽織っていてとても愉しかった。まさ
に身に纏うっていう感じがいいのだ。30年も前のものが着られるなんて、着物は本当にありがたい。洋だったら体型が問題だし、とてもとても。

3月14日
 シルバーアクセサリー(私の個性的な大ぶりのシルバーはたいがいここのもの)を手がけているM氏に以前からお願いしておいたものが仕上がってきた。気に入っていた大ぶりのブローチを帯留め用金具をつけて変身させるという我が儘な私のアイデアを実現させて貰った。#しかも一部琥珀の部分が欠けてしまったので彼に銀で埋めて貰ったという半オリジナルでもある。帰宅してデジカメショットしてみたら、怖いくらい美しく撮れた。帯は先日杉本家でのレセプションに絞めたもので、染めと金刺繍のカトレア。

3月9日
花の演出家ダニエル・オスト氏による「杉本家の春」のレセプション#

■場所      京町家・杉本家
■着物  カトレアの黒絵羽織 
■帯   カトレアの黒染め帯 
私はかつて黒の羽織を羽織れば準フォーマルになったという母たちの時代の着方を習って復古調に装ってみました。

2月5日
■着る人 永田萌さん
■着物  染色作家/渋谷和子さんの羽織  無地の染め 
■帯   紬無地染帯び(渋谷和子さん) 
お食事会のお席に雑誌の撮影を終えた萌さんが駆け付けて来られた。すばらしい衣装に見とれてショットさせていただく。ナデシコの模様が鮮やか。綺麗!!渋谷和子さんの作品。これにヒントをえたので黒の絵羽織りを着てみたくなった。

1月27日
■着物 無地(紋付き)  帯 西陣つづれ袋帯 
■TPO 二條流お煎茶会 京都・梅小路公園「緑の館」お茶室 
 緑化公園としてJRの操車場跡地に建っているお茶室。元京都府職員でお煎茶の師範でもあるIさんのお招きで一人で出かける。私とは流儀がちがうのでとても興味深く拝見。
職員のお煎茶部活20周年記念茶会ということで京都府のシンボルカラーである「紫」に因んだお道具が揃えられていた。Iさんのお着物も紫!彼女は京野菜を使ったお料理の先生でもある。こんなに大きな柚があるとは!蘭のお香煎の間に飾られていたもの。
帰宅後、私が数年前にちょっぴり油絵をかじっていた頃に描いた冬の駄作の前で。コーデュロイの紳士ジャケットが好きでそれと組み合わせて。これでも紀州みかん?

1月12日
 ■着物 訪問着  帯 西陣袋帯 
 ■TPO   観劇
 母のタンスにあったしつけが掛かったままだったものを初めて着てみる。
 地味目なので華やかな錦織りの袋帯に柄物の半襟を合わせてみた。
 また少々袖丈が短い。身幅はピッタリ合っていた。
 袋帯の結び方のレッスンを幸子から受ける。帰宅後も数回手が覚えるまでおさらいする。
何と熱心なこと!これで今後は二重太鼓も自分で結べそう。サンクス、幸子さん。

2001年編

1月8日
   ■着物 訪問着   帯 西陣つづれ袋帯

   ■TPO/ お煎茶初煮 
 お#祝儀もかねて行きつけの美容院で髪を整え着せてもらう。
 昨秋に新調した紫の染め訪問着。自分用に誂えた初めての紫の着物。仰々しくなくてモダンな意匠が気に入っている。夫の母は「紫のひと」と言ってもいいほど紫が好きでよく着ていたものだ。
 帯は白地に山の抽象的な意匠。つづれなので絞めやすい。帯締めは白地に金銀。帯揚げは干支の刺繍を施した白地。暮れに買っておいたもの。
 同じ紫でもこれだけ感じが違う。それがお着物の配色の面白いところ。永田萌さんは安達瞳子さんデザインの紫地に白木蓮、元永先生のパートナーで国際的絵本作家の中辻悦子さんは渋い紫に格調高い帯。悦子さんと姉妹的ツーショットです。 またお正月らしい色合いの優雅なお着物をお召しになっていたのは、陶芸家夫人の森野かおるさん。流水の絞りに淡い色とりどりの模様が美しい。美しい方がいっそう美しく。

12月22日

   ■着物 染め(渋谷和子・作) 帯 名古屋染め帯(渋谷和子・作)

   ■TPO/ お茶事 
ご夫婦で会社を創業され、現在東証1部上場で世界を翔るU精機会社の小谷様宅での師走のお茶事にお招きいただいた。豪邸の控えの間に掛かっていたまさに「忙中閑あり」の心地す。
 お正客は幸子、その次は私、そして新聞記者のKさん、それに本日のご亭主である眞由美さんの同級生のおふたりと、眞由美さんの妹さま、眞由美さまの二女さま、ご主人の小谷氏。
 記帳をしてお茶席入り。まずお食事からということになり、お水からお米まで小谷邸のお台所に持ち込み準備が整った柿伝さんの懐石料理をいただくことになる。しずしずとお膳が運ばれてくる。白味噌椀、蕪蒸し、真魚鰹の焼き物など次々出てくる。お椀の蓋がおとり回しのお料理の取り皿になる。お正客の幸子を真似て何とかいただくことができた。
 お食事の後は主菓子でお濃茶、お干菓子でお薄をいただく。主菓子は末富さんのクリスマスのリースを象ったもの。眞由美さんの表千家のお手前。その後、ご主人の小谷氏もお手前をなさった。
海外出張などお二人とも超お忙しい中をこうして年に何回かはお茶事をなさるそうだ。
お茶杓は先代宗哲の源氏物語の各巻きに因んだ意匠が凝らされている名品がずらり。今月は「ハハキギ」を使われた。
 眞由美さんは踊りの名取りでもあるお着物道楽のお方。今夜は雪がちらちらしそうだったからと、雪の結晶の模様をご自分でデザインされてお作りになったもの。それに有栖川のつづれの帯。幸子は小紋に袋帯をして格調高く。記者のKさんは渋いグリーンの紋付き無地に渋い上等の袋帯。地味ながら知的でよくお似合い。
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■11月12日

  ■着物 大島 /帯 名古屋帯

  ■TPO/ 買物 煎茶のお稽古 
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 昨日着た襦袢などの後始末する前に今日のお煎茶のお稽古も着物で出かけることにした。開催中のチャーチル会の絵画展や小物などの買い物にデパートにも立ち寄る。バスもエスカレーターも着物で楽々と乗れる。鼻緒にさえ支障がなければ、草履という履き#物がいかに快適な履き物であるかに気づく。靴という「テンソク」がなく、足指に開放感があり、しかも蒸れない。慣れるとかなり早足で町中を闊歩できる。昨日今日だいぶ歩き回った。
 今日の着物は大島?黒に近い濃紺に粟粒のようなドットが飛んでいる。義母の地味なものなので帯を派手に。33年間わが箪笥の肥やしとなっていた母が誂えてくれたモダンな名古屋帯。晩秋の紅葉を思わせる色合いがいいのではじめて結ぶ。少し堅く結びにくい。使っているうちに馴染んでくるだろう。帯締めは黄落の彩り、帯揚げは朱のしぼりで華やかに。
「美の忠」のお草履 
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■11月11日

  ■着物 紬 /帯 名古屋帯

  ■TPO/ お茶会 
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 西陣の千本閻魔堂でのお茶会。お若い方々はいいな〜。ピンク地のそれぞれの色合#いがよく似合ってとても綺麗。当方は、ピンク地のものを今年エンジ色に染め直した50代なので(笑い)、余計に皆さんの華やかなピンク色と若さに感動。これって、オヤジ感覚なのかな〜?綺麗ものはきれいんだから、いいか?茶道部の顧問の幸子は、格調高く今年新調の訪問着に西陣袋帯。祇園のお妓さんみたなポーズできめてくれました。係長の教子さんはシックな秋の雰囲気。えり善でお誂えとか?
 私はシンプルな無地の紬。所々に織り方に意匠を凝らしている趣味の着物。母のものだったか、義母のものだったか?帯は私の20代の頃のものを取りだし少し派手目に装う。。待合い席では少し寒くなってきたので羽織り姿。これはお洒落だった母好みのもの。先日の「智恵子飛ぶ」で長い目の羽織を着ていた「青鞜」の同人や奥様たちがよかった。背が高いのだから今度、羽織を誂えるときは鏑木清方の「築地明石町」風に長い目にしようと思っている。
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■9月15日

  ■着物 単衣小紋 /帯 名古屋帯

  ■TPO/国際会議とレセプション 
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 国立京都国際会館で開催された世界を代表する美術館の館長が一堂に会して、在外日本美術品の保存・修復のための世界ネットワークの構築をめざす「国際文化交流サミット」に出席する機会が与えられ拝聴。その後のレセプションもあったので着物で出席。主催しているS新聞社のIさんにバッタリ。私の着物姿に??「家から近いので着てきたの」「一人できられるの?」「そうよ〜。このごろ30分以内で一人で着られるのよ。私のホームページ覗いてみて。着物のぺーじあるよ」「よっしゃ〜」
 男性の背広姿に対して浮かない着物を着たいということで、黒に蘇芳(すおう)というか艶紅色のぼかしの単衣。縫い取りの一つ紋がついているのでこういう席にはピッタリ。帯締めはキリリと白地に紅色の水玉。この着物は義母の遺したもので、帯は母の遺したもの。とても絞めやすくこの夏にはおおいに愛用していた。
 襦袢は洗濯が簡単な化繊の絽。胴と袖がバラバラに取り外しがきき、幅のあるマジックテープでセットできるようになっている優れもの。それに上下で2つに分かれている(つまり下は腰巻き式)他人の着物でも着ることができるように裄の調整ができるので有り難い。通販をこまめに見ていてこれに出合った。
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■9月15日

  ■着物 単衣小紋 /帯 名古屋帯

  ■TPO/夕食会・コンサート 

 二条城でMBSとJALそして、京都仏教会&京都市(古都税の天敵、仲直り企画)が主催する「音舞台」招待状が届いた。#それに併せて日本画家の旧宅で懐石がいいただける新店が開店したので幸子センセとお着物で先にお食事。
暖簾分けのお店なのか!瓢亭たまごの先付けが。
幸子センセは紬のお単衣に絽の帯。私は少々地味ながら気に入って新調した単衣の小紋。縁起もんの南天の刺繍が飛んでいる。とても着心地がよかった。今日はスッキリと衿を多い目に抜いた。「しっかり着られるようにならはりましたやン」とセンセに誉められる。結局、雨足が強くなりコンサートは着物では無理なので断念!ビニール合羽を着て観賞されているのを帰宅してTVで見た。それでも、雨でシミになったので大事をとって染み抜きに出すことにした。これだから雨は怖い。

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■7月29日

  ■着物 絽 /帯 名古屋帯

  ■TPO/ 夕食会 

 町中かと思えるほど閑静な京の宿「西富家要庵」での友人たちとの夕食会。坪庭の緑が涼しげ。お料理は蓮をお皿にしたゼリー寄せからスタート。夜の席には夏に黒でも暑苦しくはない。新調の横絽に涼しげな縦柄。帯は母の遺した茅のような締めやすい夏帯。ブルーの絽帯揚げに、夏の帯締め。
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■6月3日

  ■「特別展 志村ふくみ・洋子の創造」

  ■京都・岡崎「細見美術館」
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最終日に出かけた。岡崎公園の市民会館の西側、疏水を渡ったところに5年前に(旧・レストラン「ルレオカザキ」跡)開館した個人美術館。落ち着いて集中して見られる配慮が行き届いている。

蚕の吐く糸を紡ぎ、植物から抽出した色で染め、独創の表現で織り上げる紬織の人間国宝、志村ふくみとその娘、洋子とのふたり展。表現のテーマが明確でデザイン性が目立つ洋子氏の作品は斬新ではあるが、母のふくみ氏のたおたかで、強さのある独自の世界の方に私は惹かれた。
 主な染料は、【赤】紅花 蘇芳(すおう) 茜 【黄】梔子(くちなし) 刈安 【茶】玉葱 団栗 一位 つるばみ 【青】藍 【水色】臭木 【紫】紫根 藍+紅花 【緑】藍+刈安
 繭の艶と植物の独特のやわらかい日本伝統色の世界。気が遠くなりそうなほど効率の悪い手仕事だろうけど、出来上がったものは柔らかな温かい、それでいて凛とした織が作り出されている。

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■5月20日

  ■着物 大島 /帯 織名古屋帯(カトレア柄)

  ■TPO/ 葵祭下鴨神社献茶式 

五月晴れの真夏日(?)。煎茶小川流葵祭献茶式にご招待いただきました。
暑くなることがわかっていたので、横着してカジュアルなもので参列。地味なグリーン地なのでジム・トンプソンのバックで遊んでみました。お出かけ前のショット。
 参列の方々や杉本会の皆さんは献茶ということでちゃんとしてお越しになってました。紋付きやすばらしい意匠のお召し物。さっそくデジカメでとらせていただきました。
 東京からご参列のお若い方(幸さま)のお召し物は葵祭りを意識したすばらしい意匠の訪問着。世界遺産に登録された朱塗りのお社に映えて!

杉本会の萠さまは、染色家、渋谷和子さんの牡丹を描いた染めに西陣織の帯。いつもならがチャーミング!

芸大ご出身の典代さまのお召し物は「絽紗袷」(ろしゃあわせ)。

まさに今日のような暑い日に(夏物の)絽と紗を重ねて袷として着るんだそうです。絽の下に紗の意匠が透けて見えるという贅沢でおしゃれなもの。京女の着物の真髄を拝見したことでした。
 拝殿での小川後楽お家元の献茶が滞りなく終わり、その後はお煎茶のお席へ。

薫風が時折入るお部屋で時代物のお道具を使ったお手前を拝見。後見は久楽さま。私は有り難くもお正客の次の席。お着物だいすきの拙ぺージをご紹介くださいました。お干菓子は長久堂のサクランボの州浜。もう一席は玉露のお手前。まだいちども経験したことのない熱湯玉露のお手前でした。
 男性のお着物姿、初登場!後楽お家元。そして、杉本会を率いて下さっているアートプロデューサーの恭子さまとのツーショット。さすがキャリア、おふたりともお着物が決まって堂々と。恭子さまのものは、京都芸大時代の同級生、渋谷和子さんの型染め紬に、帯はお祖母様のものとか。明治40年代の渋い年代物。
 親友の幸子せんせもお誘いしました。献茶式正統派の装い。

引き染め無地のお単衣(いちおう6月からが単衣ですが、先取りはいいんです)に(もちろん長襦袢も単衣)、金銀の格式のある、つづれ名古屋帯。センセは感謝を込めて私がお贈りしたジム・トンプソン(シルク紬)の手提げをお持ち下さってました。師範の翠楽さまは紅型染めに、お若いので紅色の帯。ピッタリきまってます。。
 

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■5月14日

  ■着物 小紋 / 帯 名古屋帯

  ■TPO/ 小川流煎茶のお稽古 
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 薫風の町家・杉本家。日中の気温は28度との予報だったので、襦袢は単衣の化繊にする。洗いが効くので便利。お着物は幸子せんせが娘時代のものよって、お召しになっていたので私も30年前の新婚時代の小紋に手を通して見る気になる。帯は組み合わせが難しかったが、季節感から黒に牡丹の刺繍のものにする。もちろんこれも 30年前のもの。帯締め涼しげに白地に。
 この日の久楽師範さまのお召し物が爽やかでよかった。空色(和装の色見本の名称を研究しなくちゃ)の結城紬に伯母様が染められたというろうけ染めの帯。見事な組み合わせに魅せられたので厚かましくもショットさせていただきました。

便乗して「不作法な」わがお稽古風景もお目にかけます。凛と側に坐ってらっしゃるのが久楽さま。主菓子もこの日は牡丹(紫野 源水)でした。

・本日の着付け採点簿 ‥‥70点

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■5月5日

  ■着物 無地 / 帯 名古屋帯

  ■TPO/ 義母の7回忌 

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 法事に仕上がってきた無地を着た。10数名のお客の接待。早い目に着物に着替えて準備。どうも襦袢の着方が悪かったのか、右側の袖から襦袢がチラチラし気になった。その原因を突き止めるべく、今朝着物の後始末をする前にもういちどゆっくり時間を掛けて着てみたら、襦袢の掛け合わせ方が左右対称にしっかり掛け合わせられていなかったことに気づく。
  「お襦袢をきっちりと着付けることが着物をきれいに着るコツ」との幸子せんせのお教えを思い出す。毎回試行錯誤ながら、洋服みたいにボディーに合わせてはない巻物的な着方をする和装の面白さにはまっている。百点満点の出来映えになれるのはいつの日か。これも修練、修練。年季がものをいうことがいいのだろう。短期速成の着付け教室の学卒でなく、着て慣れろ!式で行こう。
 帯は1回目は垂れを長く取りすぎて肝心のお太鼓部分が短くなったのでもう一度やり直す。帯が繻子地なのでツルツル滑りやすく平帯締めとの相性が悪かったので、丸に替えたらしっかり落ち着いた。
 仏事なので地味に実母の形見の真珠の指輪に義母の翡翠のかんざしのみ。夫は気軽なお着物に羽織、そしてもちろん男の正装は袴付き。着流しは街着ならともかく、改まったときには御法度。袴の紐の「飾り畳み」は昔、学生時代に謡曲部経験があり、仕舞いもやったことがあるのでなんとか畳める。何でもやっておくべしと若かったころを思い出す。テニスも2年やったがこれは全然ダメで、スポーツにはむいていないと観念した。

・本日の着付け採点簿 ‥‥50点

■5月4日

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   5日に営む夫の母の7回忌の法事。お着物にしよう!夫もそのようだ。

 法事だから着物は無地。帯は喪用の黒、もちろん帯締め、帯揚げも黒。
その無地の着物とは、私ぐらいの年代のものは1枚は持っていた。結婚するとき箪笥に調えて貰ったピンク色のも。子どもの入学式にこの上から黒の絵羽織を羽織り着たものだ。ああ、懐かしき母の晴れ着。

 この年代物を法事に着ようと思って知り合いの悉皆屋(しっかいや)さんに相談。悉皆屋さんとは家のメンテにおける工務店さんだと思えばいい。ここに相談すれば、リフォーム&クリーニングなどやってもらえる。京都にはこの職業がまだ生きている。2回しか着ていないけど年代物なので洗い張りして、私の年齢に合った色に染め直した。

 着物は着る時期を考えて早い目に準備する必要がある。既製服のように買って直ぐには着られないからだ。お着物はオーダーメード。どんな風に仕上がったかは画像にて後日ご報告することに。


「渋いローズの小紋」(2001・4)

  ■着物 小紋 / 帯 名古屋帯

  ■TPO/ お花見 お食事会 
    
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夫の母の箪笥から。少し裄が短いのですがそのまま着ています。

ろうけつ染め風柄の小紋。京おどり、平安神宮の紅しだれお茶席に着ていきました。銀閣寺道の草食「なかひがし」でのお食事にも。

帯は私の箪笥からクリーム地にローズの大柄模様の名古屋帯。帯締め、帯揚げは紫。バックはタイのジム・トンプソンのシルク地手提げ。半襟が隠れてしまってますネ。着付けはまだまだ。

・着心地 ‥‥‥‥‥☆☆

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「お気に入りの紬」(2001・4)

  ■着物 大島紬 / 帯 染め名古屋帯

  ■TPO/ お食事会 観劇
    
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実母の箪笥から。グリーン地は思ったより顔写りがよくって度々着ています。少し裄が短いのですがそのまま着ています。

電車にも乗りました。そんなときは少し短めに着ると動きやすいです。

帯はカジュアルな名古屋帯や紬地のざっくりした帯がいいでしょう。

・着心地 ‥‥‥‥‥ ☆☆☆

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「とっておき泥大島」(2001・3)

  ■着物 泥大島紬 / 帯 染め名古屋帯(お題 砂漠)

  ■TPO/ 友人の舞の会 夕食会
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一番着てみたかった泥大島。自前で(笑い)誂えました。だから裄も丈もたっぷりあります。白の縦縞がとてもモダンで気に入ってます。

背が高いので袖は長い目に仕立てていただきました。講演などお仕事着としても着られます。

帯は染めの名古屋帯。砂漠のピラミッドをイメージ。染色家・渋谷和子先生の作。


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